Skip to content

幼児期の反抗期と対策


■幼児期の反抗期とその対策

 幼児の反抗期については、これまで明確に意識されてこなかった、「自分」と「他人」の差が明確になってくることによっておこります。
 このときに重要なことは、まず、子どもがそのような成長を遂げた結果、反抗しているということを認識することです。
 と、いうのも、反抗期というのは突然来るため、急に聞き分けが悪くなった、と感じてしまうことがあります。そう感じてしまうと、基本的には「怒る」という選択をすることになります。
 ですが、本人としては相手を困らせようとしてやっているのではなく、自我が芽生え、成長した結果、それを表現しています。それをあまり怒ってしまうと、自主性の伸長を阻害することになるんです。
 ですので、この時期の反抗については、基本的には、反抗させる、という方針を取ります。
 反抗をするのは、自分なりに考え、判断する力がついてきているからだ、と考え、その考え、判断する力をどうすれば伸ばせるか? ということを第一に考えていきます。
 足りないもの、気が付いていないことがある時は、それをきちんと伝え、粘り強く接していく事が大切ですし、正しい判断ができた時はほめてあげます。
 そして、その反抗には、本人なりにどんな気持ちや考えがあるのかを考えていく事も大切なことです。
 どんなに聞き分けがないように見えても、本人なりには「こうしたい」という意思、理由があります。
 その部分に対する想像をせずに接してしまうと、せっかく伸びてきた思考力にふたをしてしまうことになります。
 本人の意思や理由を、時には言葉にできないとしても、腰を据えて接することが重要です。
 そして、そのような中で、子どもは人への接し方を学んでいきます。人は鏡、と言いますが、基本的には、自分がされたことを人に対してもするようになります。
 幼児期に、身の周りの大人が腰を据えて接してくれた経験を持つ子供は、人に対してもそうするようになるでしょう。
 また、幼児期にこのように、たくさんのコミュニケーションを取ることは、上層面だけでなく知能の面でも大きな効果があります。
 聞き分けがない、わがままで済ませず、その奥にあるものを見てあげるようにしてください。